【ロコモティブシンドローム】
2023年11月16日
【ロコモティブシンドローム】
こんにちは!ちゃぽ整骨院です。
皆さんはロコモティブシンドロームって言葉は聞いたことがあるでしょうか?
ロコモティブシンドロームとは、「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」のことを表し、2007年に日本整形外科学会によって新しく提唱された概念です。略称は「ロコモ」、和名は「運動器症候群」と言われます。運動器とは、身体を動かすために関わる組織や器官のことで、骨・筋肉・関節・靭帯・腱・神経などからも構成されています。
ロコモの原因として、運動器自体の疾患によるもの(変形関節症、関節リウマチなど)、加齢に伴って起こる運動器の機能低下によるもの(四肢・体幹の筋力低下、筋短縮や筋委縮による関節可動域制限など)があります。
これにより、立位・歩行機能やバランス機能、運動速度などが低下し、屋内外の移動やトイレ・入浴などの日常生活活動に支障をきたし、外出が面倒になったりして運動の機械が減り、さらに運動器の機能低下が進みます。容易に転倒しやすくなり、骨折やケガのリスクも高くなります。
ロコモのチェック
ロコモは、自らの運動器の機能低下に気づき、進行を予防するための運動習慣をできるだけ早い時期からスタートすることが大切です。
ロコモチャレンジ!推進協議会のホームページでは、運動器の衰えを7つの項目でチェックできる「ロコチェック」が紹介されています。試しにチェックしてみてください。
1.片足立ちで靴下がはけない
2.家の中でつまずいたり、すべったりする
3.階段を上がるのに手すりが必要である
4.家のやや重い仕事が困難である
5.2㎏程度(1リットルの牛乳パック2個程度)の買い物をして持ち帰るのが困難である
6.15分くらい続けて歩くことができない
7.横断歩道を青信号で渡り切れない
1つでも当てはまればロコモの心配がありますのでゼロを目指して運動する習慣をつけましょう!
【公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネットから抜粋】
いかがだったでしょうか。
誰しも年齢を重ねれば運動機能は落ちていきます。なるべく運動機能が落ちないように運動する習慣を身ににつけていきましょう!なかなか乗り気ではない方は、まずは歩く、エスカレーターに乗らず階段を昇ることから始めてみてはいかがでしょうか。